空気音を防ぐには

@防音材はより重くて、より厚く。
 遮音性能は材料の重量によって決まります。重くて厚いほど遮音性能は向上いたします。
 共振を防ぐための複合材の使用も効果があります。

A壁を多重構造にする。
 壁や窓を二重にするなどの多重構造で、中間の空気層にグラスウールや
 ロックウールなどを充填し遮音性能を高めます。

Bドアや壁などの隙間を無くす。
 ドアや隙間など音のとおり道になるところを確実に塞ぐ。
 コーキングなどが非常に大切です。

固体音を防ぐには

@家の構造を強くする
 軽鉄造より→木造・木造より→コンクリート造りの方が、固体音の影響を受けにくくなります。
A床にクッションを敷く
 足音や物の落下音を防ぐ為には、カーペット床の下地に、クッション性のある材料(ゴム、フェルト等)を敷くのが有効です。
B浮き床で振動を止める
 床と構造体の縁を切ることが必要です。つまり浮き床構造にする事が音の進入を防ぐ事に大変効果があります。
 同じ理由から、遮音構造の天井を、防振ゴムで吊る方法もございます。