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初級オーディション審査基準




10級・9級

※表現力
項目 ポイント
表現法 レガート・スタカートなどが表現できているかどうか
フレーズ フレーズとフレーズの間でブレスができているかどうか
一つのフレーズが切れ切れになっていないかどうか
リズム 各音符、休符の長さを正確に弾いているかどうか
テンポ 極端に遅かった速かったりしていないかどうか
指示されたテンポの感じで弾いているかどうか

※基礎技術
状態 手指の形は好ましいかどうか
腰の掛け方はどうか(イスの高さなど)
背筋はまっすぐに伸びているかどうか
つっかえない つっかえないで最後まで弾けるかどうか
ミスタッチ 音を間違わないで弾けるかどうか
指使い とんでもない指使いをしていないかどうか
音量のバランス メロディーと伴奏の音量のバランスが適当かどうか
練習量 充分に練習されているかどうか

※ソルフェージュ
音読・視唱 正確に素早く読めているかどうか
音符・リズムを正しく歌えているかどうか



8級・7級

※表現力
項目 ポイント
表現法 レガート、スタカート、アクセント、クレッシェンド、
デクレッシェンドなどが表現できているかどうか
フレーズ フレーズの始めと終わりの表現が適切であるかどうか
フレーズとフレーズの間でブレスができているかどうか
一つのフレーズが切れ切れになっていないかどうか
リズム 各音符・休符の長さ、リズムの表現は正確で適切であるかどうか
テンポ 指示されたテンポの感じで弾いているかどうか
拍子 その曲にふさわしい拍子の感じが表現できているか

※基礎技術
粒の揃い 右手・左手の粒が揃っているかどうか
状態 手指の形は好ましいかどうか
腰の掛け方はどうか(イスの高さなど)
背筋はまっすぐに伸びているかどうか
つっかえない つっかえないで最後まで弾けるかどうか
ミスタッチ 音を間違わないで弾けるかどうか
指使い 無理のない指使いをしているかどうか
音量のバランス f、mf、mP、Pの音量差を感じて弾いているか
メロディーと伴奏の音量のバランスが適当かどうか
練習量 充分に練習されているかどうか

※ソルフェージュ
音読・視唱 正確に素早く読めているかどうか
リズム・拍子・音・低音部記号が正確に歌えているか



6級~4級

項目 ポイント
表現法 レガート、スタカート、スタカティシモ、アクセント、クレッシェンド、
デクレッシェンド、ドルチェなどが表現できているかどうか
フレーズ フレーズの始めと終わりの表現が適切であるかどうか
フレーズとフレーズの間でブレスができているかどうか
一つのフレーズが切れ切れになっていないかどうか
リズム アーティキュレーションの表現は適切かどうか
各音符・休符の長さ、リズムの表現は正確で適切であるかどうか
テンポ 指示されたテンポの感じで弾いているかどうか
拍子 その曲にふさわしい拍子の感じが表現できているか

※基礎技術
粒の揃い 音階進行の時、粒が揃っているかどうか
重音の打鍵の時、粒が揃っているかどうか
全体の粒が揃っているかどうか
状態 手指の形は好ましいかどうか
腰の掛け方はどうか(イスの高さなど)
演奏するのに適した姿勢をしているか(脱力など)
つっかえない つっかえないで最後まで弾けるかどうか
ミスタッチ 音を間違わないで弾けるかどうか
指使い 無理のない指使いをしているかどうか
音量のバランス ff~ppまでの音量差を感じて弾いているか
メロディーと伴奏の音量のバランスが適当かどうか
練習量 充分に練習されているかどうか

※ソルフェージュ
初見視奏 正確に楽譜を読み取れているかどうか(鍵盤の位置も含む)
流れをつかめているかどうか
リズム・拍子感・調性にふさしく弾けるかどうか



3級・2級

項目 ポイント
表現法 レジェロ、マルカート、スモルツァンド、カンタービレ、
リテヌート、エスプレッシーボ、グラツィオーソ、フォルテピアノなど
教本に出ている楽語の表現ができているかどうか
フレーズ フレーズの始めと終わりの表現が適切であるかどうか
フレーズとフレーズの間でブレスができているかどうか
一つのフレーズが切れ切れになっていないかどうか
リズム アーティキュレーションの表現は適切かどうか
各音符・休符の長さ、リズムの表現は正確で適切であるかどうか
テンポ 指示されたテンポの感じで弾いているかどうか
拍子 その曲にふさわしい拍子の感じが表現できているか
曲のまとまり 一曲としてのまとまりがあるかどうか

※基礎技術
粒の揃い 全体の粒が揃っているかどうか
音階進行・分散和音の粒が揃っているかどうか
重音・和音の打鍵の時、同時に音が出ているかどうか
状態 手指の形は好ましいかどうか
腰の掛け方はどうか(イスの高さなど)
演奏するのに適した姿勢をしているか(脱力など)
指使い 無理のない指使いをしているかどうか
音量のバランス ff~ppまでの音量差を感じて弾いているか
メロディーと伴奏の音量のバランスが適当かどうか
全体の音量 その曲にふさわしい音量であるかどうか
ff~ppまでの音量は充分であるかどうか
練習量 充分に練習されているかどうか
ミスタッチはないかどうか
つっかえないで最後まで弾けるかどうか

※ソルフェージュ
初見視奏 正確に楽譜を読み取れているかどうか
流れをつかめているかどうか
リズム・アーティキュレーション・拍子感・調性にふさわしく弾けるかどうか



1級

項目 ポイント
表現法 ソステヌート、トゥランキロ、ピュレント、ピュフォルテ、
マエストーソ、デリカート、エネルジコ、フォルツァンドなど
教本に出ている楽語の表現ができているかどうか
フレーズ フレーズの始めと終わりの表現が適切であるかどうか
フレーズとフレーズの間でブレスができているかどうか
フレーズ感が身についているかどうか
リズム アーティキュレーションの表現は適切かどうか
各音符・休符の長さ、リズムの表現は正確で適切であるかどうか
テンポ 指示されたテンポを守って弾いているかどうか
拍子 その曲にふさわしい拍子の感じが表現できているか
曲のまとまり 一曲としてのまとまりがあるかどうか
ペダリング 適切なタイミングで踏めているかどうか
曲にふさわしいペダリングであるかどうか

※基礎技術
粒の揃い 重音・和音の打鍵の時に同時に音が出ているかどうか
音階進行・分散和音・同音連打などの粒が揃っているか
状態 手指の形は好ましいかどうか
腰の掛け方はどうか(イスの高さなど)
演奏するのに適した姿勢をしているか(脱力など)
指使い 無理のない指使いをしているかどうか
音量のバランス メロディーと伴奏の音量のバランスが適当かどうか
全体の音量 その曲にふさわしい音量であるかどうか
ff~ppまでの音量は充分であるかどうか
練習量 充分に練習されているかどうか

※ソルフェージュ
初見視奏 正確に楽譜を読み取れているかどうか(臨時記号など)
流れをつかめているかどうか
リズム・アーティキュレーション・拍子感・調性にふさわしく弾けるかどうか
口頭質問 正しい名称、意味が把握できているかどうか
音楽の基礎知識が身についているかどうか